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ナスカイレポート

卒業おめでとう

更新日:2015/03/18
本日、第17回那須高原海城高等学校卒業証書授与式が挙行されました。
今日をもって17名の生徒が那須海城を巣立ちます。
卒業式で読み上げられた「送る言葉」と「別れの言葉」をご紹介します。


送る言葉

卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。
卒業式では誰もが感じることだと思いますが、先輩たちと過ごしてきた時間はあっという間でした。
僕たちも先輩たちも、ナスカイに入学したとき、まさかこの多摩の地で卒業式を迎えるとは思ってもみませんでした。
本当にいろいろな事のあった学校生活でした。

五年前、ナスカイでまだ中学一年生だった僕達にたくさんの事を教えてくださった先輩たち。
洗濯の仕方。下膳の仕方。自習中のバレない睡眠の仕方。
文化祭や体育祭など、慣れない僕たちをリードしてくださいました。

そして忘れもしない二〇一一年三月十一日、あの地震が起こり、新年度を新宿で迎えざるを得ない状況に陥りました。
先輩たちの高校生活はここ多摩キャンパスで、寮と学校が離れ離れだったり、部活で栃木まで遠征しなくてはならなかったり、大変だったことと思います。
そんな中でも、学校生活を真面目に、時には不真面目に送り、背中で手本を示してくださいました。
今思えば、いや、いつ見ても、先輩たちの学年は失礼ながら変わった人だらけでした。
「タメ語でいい」といって先生に怒られる先輩、後輩に奢りまくって後で謝る先輩、体育で一年中タンクトップを着る先輩や、私服が全部某球団のシャツの先輩、髪型が突然すごいことになっている先輩。
最後まで先輩たちの雰囲気にはついていくことが出来ませんでした。

そんな先輩たちとの思い出で、一番印象に残っているのは今年度の文化祭です。
私たち後輩の意見も積極的に聞いてくださり、かき氷店を出店。
残念ながらお客さんは他のコーナーに取られてしまいましたが、先輩たちと創り上げた文化祭はいい思い出です。
来年度は先輩たちを超えるものをやりたいです。

先輩たちは今日卒業し、それぞれの道へ進んでいきます。
もうナスカイ生ではなくなります。
これからは一般社会の一員として、ナスカイのノリは控え、時と場合に適した発言・行動をするようにしてください。
でも僕たちに見せてくれたナスカイ魂は忘れずにいてください。
そして、たまにはナスカイに遊びに来てください。
ナスカイファミリーはいつでも待っています。
僕たちは、もう自分たちで歩んでいく準備ができています。
ナスカイのことは安心して任せてください。
ナスカイの名に恥じない、最高の最後を迎えてみせます。
今まで、お世話になりました。

平成27年3月15日  在校生代表 W.M


別れのことば

今この瞬間に、私が壇上に立ち、「別れのことば」を述べているのが信じられないことのように思えます。
「時間はあっという間に過ぎていく」のを改めて実感します。
ついこの前までは、ガラスを割ったり、ほうきを壊したり、授業中に教室を出て行ったり出されたりして、もめ事を起こし先生を怒らせ迷惑をかけてきた私たちが、今、卒業式を迎えています。
明日にはこの制服を着る必要がなくなり、同級生や先生、在校生に会う機会も減ってしまいます。
以前なら、月曜日の朝、「あ~また今日から学校か~」と制服を着ることが憂鬱に思えた日常が、今後はなくなると思うと、学校生活・寮生活のこまごまとしたあらゆるものごとが寂しさを誘います。

しかし、「寂しさ」以上に、ある大きな感情がわき起こります。
それは、感謝の思いです。
那須海城の先生方は……ある先生は、大学時代の複雑な恋愛事情の話で授業を潰し、またある先生はトイレの話だけで1時間が終わりました。別の先生は昇降口に座り込んでギターを弾き、他の先生と歌いながら帰って行きました。
他にも、実験で教室の天井を焦がしたプロレスラーや、水槽を木っ端微塵に爆破した先生もいました。
……どの先生もデンジャラスでした。

しかし、そんな先生方に、ほかにも共通するものがあります。
それは、「やるべき時に、やるべきことを、とても真剣にやる」ということです。
普段の授業では雑談を交えて面白おかしくふるまっていても、質問や相談に行けば、専用のプリントを作ってくれたり、関連することに視野を広げてくれたりして、いつも私たちの成長に力を貸してくれました。
このように、余裕のある自由さと、本気の真面目さが、今の私たちを作ったのであり、これがまさに那須高原海城なんだと思います。
全寮制という環境では、先生は親代わりでした。
私たちのことを常日頃から心配し、支えてくれていたのだと、今さらですが感じることができます。
先生方、本当にありがとうございました。

そして、先生方以上に私たちを心配し、陰で支えてくれた両親。
我が子を寮に入れるということは、少なからず不安だったことでしょう。
実際に私たちが問題を起こしてしまったとき、私たち以上に痛みを感じていたのだろうと思います。
それでも我慢して、私たちに期待してくれ、那須海城においてもらえたからこそ、私たちは濃密な時間を過ごすことができました。
心から感謝します。
本当にありがとうございました。

私たちは、これからも人生でさまざまな困難にぶつかることでしょう。
そのつど、那須海城での経験を活かし、先生方と両親への感謝の気持ちを思い出して、困難を乗り越えていこうと思います。

最後に、在校生諸君に、卒業生代表としての言葉を贈る。
生徒会長の時に何度も言い続けていることだが、私の、私たちの経験から来る言葉であり、何か大きな壁にぶつかった時に、壁を乗り越えたりぶち壊したりするときに役立ててほしい。
「反省はしても、後悔はしない学生生活をしろ」
失敗した? 結構じゃないか。失敗は人を成長させるエネルギーだ。
以前の自分と違う? 結構じゃないか。それは自分が新しくなっている証拠だ。
全てのことで人は変化する。もちろん私も例外ではない。
私たちも高校最後となる今日まで変化し続けてきた。
諸君も変化の真っ最中だ。そのことを意識して、最高の高校生活にしてほしい。
以上で、「別れのことば」といたします。

平成27年3月15日  卒業生代表 G.A

スキーを満喫しました

更新日:2015/02/06
2日から尾瀬岩鞍スキー場で行われている「スキー教室」ですが、今日最終日を迎えます。

2日目、3日目も、生徒たちはケガもなく元気に実習に励んだようです。
現地から送られてきた写真からも、楽しそうな様子がうかがえます。

天気もすばらしく、山々の景観が見事です。

昼食後、スキー場を出発し、帰ってきます。
雪山を離れたと思ったら、学校や寮のある多摩や淵野辺もまた雪景色です。

スキー教室 出発しました

更新日:2015/02/03
本校では、毎年スキー教室をおこなっています。
今年は2月2日からの4日間、尾瀬岩鞍スキー場でおこないます。

出発前に昇降口で出発式をおこない、スキー教室実行委員長のS.M君(高校2年)の挨拶や、校長先生からの激励のお言葉がありました。

出発式を終え、8:30過ぎ、尾瀬岩鞍スキー場に向けて元気に出発しました!
ケガに気をつけながら、去年よりもレベルアップすることを期待しています。

地球がつくった鉱物のいろいろ

更新日:2014/11/29
平成26年11月22日(土)、本校の理科実験室において、理科くらぶ第3回「鉱物の世界」を実施しました。
今回は、6家族のみなさまがご参加くださいました。
ありがとうございました。

地球がつくりだした鉱物は、私たちの足下にありながら、あまり気にとめられない存在です。
そんな鉱物についての観察・実験を行いました。

はじめに、多摩ニュータウンの貝取緑地に分布するローム層の中から、火山活動によってつくられた鉱物を水で洗い出しました。
参加児童たちは、水洗いするたびに少なくなる泥状のロームを見て、観察試料がなくなることを心配していましたが、高校2,3年生のアシスタント生が「もっと思い切って洗い流しましょう」と見本を見せていました。
それら鉱物を顕微鏡で観察するため乾燥させている間に、鉱物についてのお話(鉱物の定義、鉱物の特徴、鉱物のできかた、鉱石そして誕生石などについて)を紹介しました。

次に、変わり種の鉱物、テレビ石(曹灰硼石)の実験です。
テレビ石は光ケーブルのように光を全反射する繊維状の鉱物が束状に集合しています。
束の上端と下端をやすりできれいに磨くと、テレビ石の下に敷いたプリントの文字や絵がテレビ石の上面で見ることができます。
不思議な石に、参加者のみなさんは納得したり、驚いたりしていました。

いよいよローム層から洗い出した鉱物の観察です。
肉眼ではただの砂粒にしか見えないのですが、双眼実体顕微鏡(倍率30倍)を用いると、さまざまな色と形の鉱物が見えます。
とてもきれいです。
鉱物図鑑を参考に、どんな鉱物があるか調べました。

最後の実験は、氷砂糖(結晶)をペンチで押し割るときに氷砂糖が光る現象の観察です。
参加者(小学生)の力では難しかったので、アシスタント生が、ここでも活躍してくれました。
この現象は、兵庫県南部地震(1995年)の際に観察された屋外の発光現象や電波異常と同じ仕組みで生じたものであり、地震予知への応用が研究されています。

電波で探る宇宙

更新日:2014/11/20
平成26年11月12日(水)、国立天文台三鷹キャンパスにおいて開催された PULSE@Parkes in Japan(主催パークス天文台(豪)、国立天文台(日))に本校の「天文学入門」受講生(4年生 1名、6年生 3名)が参加しました。
本校の生徒を含め、参加生徒は全部で 16名 (5校) でした。

会場(すばる棟セミナー室)に入ると、韓国(APRIM2014)でお世話になったロバート・ホローさん(Parkes天文台)が迎えてくれました。
再会の挨拶を交わし、記念写真も撮りました。

実習は、ロバート・ホローさんによる中性子星(パルサー)についての講義(約1時間)から始まりましたが、通訳があったので生徒たちはあまり苦痛でなかったようです。

その後は、学校ごとのチームに分かれての観測実習です。
オーストラリアの電波望遠鏡をインターネット経由で遠隔操作し、パルサーからの電波を観測しました。
観測に当たっては、パークス天文台のライアン・シャノンさんが指導してくださいました。
他校に先んじて一番に遠隔操作にチャレンジしたものの、観測対象に選んだパルサーからの電波は微弱でノイズに埋もれていたため、その後の解析ではとても苦労しました。
しかし、チューターとして私たちのお世話をしてくださった大学院生のアドバイスを参考に、どうにか観測結果をまとめ発表することができました。

写真は、電波望遠鏡をパルサーに向けるため、天球上の座標をコンピュータに入力しているところです。

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