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教科教育


国語科

国語科では、自ら能動的・積極的に考え、工夫して、問題を解決できる人間を育成することを目標とします。与えられた情報を単に暗記するのにとどまらず、その情報=知識を有効に使える人間、ときにはその情報を疑い批判的に見て判断することができる人間、自分の意見をしっかりと表明できる人間を育てます。

そのためには、もちろん、漢字や文法、古文単語、考え方や解き方やのルール、本文の内容、相手の意見などを、頭脳に正しく入力する訓練をまず大切にしています。

その上で、作品の読解では、生徒が考えた意見や発言を採り上げ、授業に反映させたり、議論に発展させたりします。また、調査して、論議をする単元も用意しています(ディベートやパネルディスカッション)。

そのほか、中学生のうちに漢検3級取得を目指します。高校生は卒業までに漢検2級取得を目指します。そのために全学年毎時間、授業の冒頭に漢字テストを実施しています。

大人になったとき「指示待ち人間」ではいけません。指示をしっかり守れる能力は大切ですが、自分で考え工夫できる能力、自分の考えを行動に反映できる能力をも兼ね備えて、未来の社会で活躍してほしいと思っています。

国語科 授業


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数学科

那須海城の数学科では「思考力・知識量・計算力の三位一体」を指標としています。その中で、最も重要視しているのは「思考力」の養成です。「思考力」を鍛えることこそが、本来の数学教育の目的に最も近いものであると考えています。

そして、「思考力」を鍛えるための道具として「知識量」「計算力」が必要になってきます。そして、「思考力」を鍛えるためにこそ、この3つのバランスが大事であると考えています。そして、「思考力」を鍛えるために3つの取り組みを行っています。

「思考力」を鍛える3つの取り組み

◎IML(算数・数学思考力検定)の実施

IMLは「思考力」の程度を知ることをねらいの中心とした検定で、独創性に富み、質が高い問題が出題されます。那須海城では中学修了までに3級取得を目標としています。

◎教員による独創問題を扱う指導

教員の手による独創問題を扱う授業を一部に取り入れています。また、大学入試を想定した独創問題も作成し、受験対策指導の中に含めています。独創度の高い問題に触れることで、解法パターンにとらわれない「思考力」を養う機会を作っています。

◎問題を作成させる取り組み

長期休業中の宿題として、生徒に問題を考えさせる取り組みをしています。例えば、個数の処理と確率について、解法としての計算式のみを見せ、それに適合すような「問題」を作成させました。こうした取り組みを通じて、生徒の「思考力」を鍛えています。

数学科 問題を作成させる取り組み


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外国語科

那須海城の外国語科では、まずは読む力と聞く力、つまり情報を受け取る力を重点的に養う指導をおこなっています。そのためにはとにかく沢山の英語に触れること。

オーラルコミュニケーションの授業はネイティヴスピーカーが担当し、少人数授業であるので、生徒は生の英語を聞くことはもちろん、自分の英語をネイティヴスピーカーに試してみる機会がふんだんに得られます。

今年度から英語で日記を書くという課題も始めました。毎日ほんの少しでも英語で何か書いてみて、それをネイティヴスピーカーの先生に毎週添削してもらえます。このようにして書く力と話す力を段々と付けていきます。

夜の講座では普段の授業の補習的な内容から授業では読めない文学作品の読解など高度なものまで幅広くおこなっているので、生徒が自分の興味・レベルにあわせて学習できるようになっています。習熟度の目安としては、中学修了までに英検3級、高校卒業までに英検2級以上を目標にしています。

<読む力を伸ばす実践例>

教科書だけでは、英文を読むには足りないません。そこで、各国の童話、詩、小説、新聞記事など多岐にわたるものを生徒のレベルにあわせて読ませています。

また、みずから学ぶ態度や能力を育むために紙の辞書を引かせます。紙の辞書にこだわるのは、辞書の引き方を学ぶには紙の辞書を使うのが一番であると考えるからです。授業中はもちろん、定期試験にも紙の辞書に限り使用を許可しています。

試験には、学年によって変わりますが、生徒にとって初見の文章・問題を多く出題するようにして、教科書で習ったことの暗記・復唱能力ではなく、より実践的な英語の能力を測れるような工夫をしています。

外国語科 授業


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社会科学科

社会科(高校では地歴・公民科)は単なる「暗記」科目ではありません。「考える」科目です。

社会科とは、自分が現在おかれているこの社会を「捉える視点」と、その「捉え方」を、学ぶ科目です。「知ること」は確かに大事です。人間は知っている範囲の中でしか考えることは出来ません。しかし、この複雑な社会の全てを知り尽くすことは出来ません。学んだ事実を基に社会への視野を広げ、論理的思考力を高め、自分ならではの問題意識を設定し、それを土台に、社会で起こっているさまざまな事柄を、自分の言葉で深く理解していく力が必要です。

多感で感受性豊かな中学生・高校生の時代は、好奇心に満ち、それぞれの個性に応じたあふれんばかりの興味の新芽が出てくる時代です。こうした興味・関心を、各々の確固とした「世界観」へと育て上げてゆくことが、「社会科」の原点であり、「社会科」を担当する教員の職務なのだと信じています。

社会科では、さまざまな分野の課題図書によるレポート(中学1年~高校2年)、社会科見学(中学3年・裁判所で実際の裁判を傍聴します)、その他随時調査発表の時間を授業中に設けたり、定期試験で時事問題を課すなど、生徒達が総合的に社会を見つめる力を育てることが出来るような試みを行っています。

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自然科学科

那須海城の理科教育では、実験・観察の授業を通して自然現象を自分の言葉で説明できる力を育てることを指導の目標としています。教科書の実験の確かめだけでなく、那須海城独自の理科をつくることを目標に、中学2・3年生は週1回、実験観察の授業を行い、実験データの統計的処理や分析結果について考察させています。

また、生徒の進路のための受験学力の向上にも力を注いでいます。寮の夜学習の時間に受験対策講座(物理、化学、生物、地学)を開講していますが、特に高校3年生の講座では、「生徒が分かるまで付き合う(分かるまで帰さない)」をモットーに教員が指導しています。そのため、消灯時間まで講座が延びることも頻繁にあります。

発表力を育成する実践例

◎那須登山学習

本校の背後にそびえる那須茶臼岳を使い、毎年9月に高校1年生が行っています。那須連山についての学習を通して、自然への関心を育てるとともに、実験・観察で得られたデータからプレゼンテーションを行い、発表力の向上を図っています。
(登山学習についての詳細はこちら


◎科学グランプリやコンクールに参加

日本学生科学賞やサイエンス・グランプリなどの科学グランプリやコンクールに参加しています。また、平成22年度は、夜学習の時間に開講されている特別講座「気象学入門」の受講生徒が日本地球惑星科学連合2010年大会で研究成果を発表しました。

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